アートメイクをした場合、病院でMRIに入れない、入ると熱傷の危険性があるのではないか?MRIで火傷するような事故例があるんじゃない?真っ先に思いました。
事故の有無から言うと、過去の例でアートメイクの熱傷事故はアイラインのみで、眉毛のアートメイク、唇のアートメイクに関しては事故件数0件なのだそう。
アートメイク後のMRI検査についての動画
アートメイククリニック、メディカルブロー公式チャンネルより、アートメイクとMRI検査についての説明動画がありますのでご紹介します。
MRI検査とアートメイク、刺青がダメな理由
MRI検査をするのに、なぜアートメイクや刺青が禁忌なのか?
MRI検査は金属に反応し発熱するので、酸化鉄を含む入れ墨やアートメイクだけではなく以下の条件があると、検査を断られる場合があります。以下、金属に関する一例です。
- 脳動脈クリップを入れている方
- 金属製の人工弁を入れている方
- 骨接合プレート・ワイヤーおよび人工骨頭・関節を入れている方
- 入れ墨をされている方(眉や体など)
- 金属片(鉄工,溶接工,戦争時の銃弾片,材質不明なもの)が体内にある方
- 歯列矯正ブリッジ,義歯インプラント
- 磁石を用いた義歯
- 閉所恐怖症の方
なお、現在アートメイクで使用されているカラーは、化粧品にも使用されている酸化鉄や酸化チタンが主成分で安全性は高いものの、MRIのメーカーとしては検査は非推奨、病院の判断で検査は可能となっています。冒頭にも書いたように、眉アートメイクでの事故は今までほぼないに等しく、実際にはアートメイクしていても検査している人は多いです。
アートメイクしているうちの母は、70過ぎてることもあり何度もMRI検査していますが、一度も火傷はしていません(笑)
アートメイクしている身近な人がいれば、実際に聞いてみると安心できると思います。
アイラインアートメイクの危険性、軽度の火傷事故例
アイラインメイクのMRI検査での事故例をご紹介します。
将来に自分が病気になって、MRI検査をしなければいけないのにアートメイクのせいで検査ができないなんて事になるのは恐ろしいです!!そんなの絶対ヤダわ~
実際の事故例をご紹介します。
アメリカ国立バイオテクノロジー情報センター引用: 24歳の女性は、頭痛のためにMRIが実施される5か月前に、4つのまぶたにアートメイクタトゥー(アイライナー)を受けました。1分後、患者はまぶたの紅斑に関連する灼熱感を報告した。MRI検査は中断されました。灼熱感は検査終了までに解消し、2時間後に紅斑が生じた。
れれ?これってちょっと熱くなったぐらいですよね?私、美容皮膚科でレーザーを顔面にあてていますが、あっちの方がよーっぽど熱くて痛いかも(笑) バーナーで炙られる熱さですよ、美肌レーザーは。
アートメイクやけどのような事故に関しては以下のような見解があり、そもそも体内に埋め込まれた酸化鉄が原因というよりそのタトゥーがループのような形状をしているときに電流が誘発された可能性が高いとされています。
以下、AJRよりAmerican Journal ofRoentgenology。2000; 174:1795-1795引用
酸化鉄は潜在的に磁性であり、導電体でもあります。したがって、加熱は勾配の振動から、またはより可能性が高いのはRF誘導電流から来る可能性があります。加熱すると皮膚の細胞内水温が上昇し、火傷を負います。
何千ものMR研究での14年間の経験で、タトゥーインクによって引き起こされた単一の皮膚の火傷は一度もありませんでした。このレポートは、特にインクが濃い(暗い)場合、または入れ墨がRFピックアップループの形をしている場合に、入れ墨が2度の皮膚のやけどを引き起こす可能性があることを示すグラフィックの証拠を提供します。
アートメイクしていてもMRIできる・・ケースが殆ど
結論として、アートメイクしている場合MRIできるのか?ほとんどの病院で、アートメイクしている場合は事前申告する必要があります。
そして、これまでの事故事例が少ないことや、MRI検査の必要性を鑑みた場合、多くの方がMRI検査を拒否されているケースは殆どないです。少なくとも、MRI検査をアートメイクの有無によって拒否した事例が多いという有意なデータはありませんでした。
ただ、アートメイクをする病院を選ぶ場合には、MRIに対応している安全性の高い色素を利用しているクリニックを選ぶ必要があるでしょう。
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